PUBLIC
公共温泉(中の湯、寺の湯、むじなの湯)は、ご宿泊いただいているお客様は無料で入れます。
昔は新湯温泉神社近くにも共同浴場「上の湯」があり、 そこに対して「中の湯」と名が付いたそうです。 こちらの源泉は他に比べ湯量が豊富で、奥塩原の旅館の温泉と同じ源泉です。 むじなの湯や寺の湯に比べると、やや柔らかい感じの泉質です。
寺の湯は、噴煙がもうもうと上がる「硫黄山」のすぐ下にある共同浴場です。 昔はこの地に「円谷寺」というお寺があり、その境内には温泉の浴場があったそうです。 現在は廃寺となっていますが、その昔を偲び「寺の湯」の名がついています。 非常に濃い温泉で、入ると少しピリピリします。 新湯共同浴場では唯一の混浴、当時の湯治場風情を色濃く残す姿がここにはあります。
ネット上でも度々話題に上がる奥塩原の顔的存在です。 その昔、むじな(栃木県ではたぬきのこと)が傷を癒すのに浸かっていたことから その名が付いたと言われています。 浴槽の奥の岩(霊岩とも言われています)より染み出る温泉をそのまま利用しています。 常連さんも多く、いつもにぎわっています。 少し熱いと思いますが、湯量が少ないためなるべく加水をせずにお入りください。 清掃のため、毎週月曜日と金曜日は入浴が規制されます。 ある雑誌で、日本の共同浴場ベスト10に入りました。